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未経験から営業職に転職する前に知っておきたい、営業の種類

目次

ここでは、未経験から営業職への転職を考えている人のために、転職前に知っておきたい営業職の重要な基本知識をまとめました。営業職への転職で失敗しないためにも、ぜひ最後までチェックしてください。

未経験から営業職への転職を考える前に知っておきたいこと

未経験から営業職への転職にチャレンジするなら、まずは営業職の多様な形態や、商材の種類を知っておきましょう。そのうえで、より自分に合った営業職への転職を検討することをおすすめします。

以下で、営業職の主な形態である「メーカー営業」「商社営業」「代理店営業」についてや、商材別の営業職の選び方について解説しているので、ぜひ参考にしてください。

営業職の種類とその特徴

ひとくちに営業職と言っても、その形態はさまざまです。以下に、主な営業職の形態をまとめたので、それぞれ見ていきましょう。

形態1.メーカー営業

自社で開発・製造している製品を直接顧客に提案・販売する形態が「メーカー営業」にあたります。

このメーカー営業では、営業対象となる製品の特徴や利点などを深く理解し、それぞれの顧客のニーズを考慮した提案を行うことが重要となります。製品の種類によっては技術面における知識も要るため、専門性の高い分野と言えるでしょう。

この職種においては、常に市場の動きを把握し、新しい顧客を開拓していくことができると有利です。また、顧客と長期にわたる信頼関係を築くことができれば、より安定的な成果を望めます。企業によっては国内のみならず海外での市場も対象に入るため、視野の幅広さが求められるでしょう。

目指せるキャリアパスとしては、営業職としてのスキルアップだけでなく、マーケティングや製品管理、営業管理職などへのステップアップが挙げられます。

形態2.商社営業

自社の製品・サービスのみを扱うメーカー営業とは異なり、商社営業では、さまざまな製品・サービスを取り扱います

そのため商社営業では、特定の業界における専門知識や製品知識だけでなく、多様な製品知識や、営業をスムーズに進めるための“交渉力”“調整力”といったものがとても大事になります。また戦略的な思考も重要です。こうした面から、やりがいのある職種と言えるでしょう。取引先と長期にわたる信頼関係を築いていくことも重要であり、そうした信頼が、より大規模なプロジェクトにつながる可能性もあります。

また、多くの企業では、国内のみならず海外の顧客やサプライヤーとやり取りすることが珍しくなく、グローバルな商談に参加する機会も少なくありません。そのため、外国語に堪能であることも強みとなります。

市場のトレンドに敏感で、新たな商機を見い出す能力があることも、成功へのカギとなるでしょう。

形態3.代理店営業

代理店営業では、文字どおり代理店やディーラーを通じて、製品やサービスを消費者に間接提供します。

この代理店営業の魅力としては、さまざまな製品・サービスを取り扱うことができる点、顧客の幅広いニーズに合わせた柔軟な対応ができる点などが挙げられます。

代理店営業における強みとなるのは、強力なパートナーシップの構築です。しっかりとした信頼関係を築くことによって、より安定的な収益の確保につながります。

また、市場の動向を読みながら、代理店が抱える課題を解決に導く的確なサポートを行うことも重要です。

新たなビジネスチャンスの開拓や代理店ネットワークの管理を行うことも多いため、戦略的な思考やコミュニケーション能力の高さも必要と言えるでしょう。また代理店を通して新たな市場に関わるため、製品に関する知識はもちろんのこと業界内トレンドを理解することも求められます。

営業職の商材別の選び方

営業職の転職先を選ぶ際には、商材の種類にも注目すべきです。商材の種類は、大きく「無形商材」「有形商材」の2つに分けられるので、それぞれの営業がどのようなものであるのかを、以下で見ていきましょう。

無形商材の営業

無形商材とは、何らかのサービスや、保険商品、ソフトウェアなど、形がない商品を指します。

こうした無形商材は、顧客それぞれのニーズに応じてカスタマイズを行うことができ、柔軟性が高いことがメリットとして挙げられます。また、無形商材は初期費用を抑えやすいケースが多く、新規顧客の獲得がしやすいこともメリットのひとつです。

無形商材の営業では、顧客が抱える課題を解決へと導く提案を行うコンサルタントとしての役割が求められます。このコンサルタント能力が高いと、顧客からの信頼を得やすくなるでしょう。また、長期にわたる関係を構築できると、継続収益につながるリピートビジネスの実現が期待できます。

有形商材の営業

有形商材とは、文字どおり形がある商品のことで、たとえば衣類や食品類、医薬品、家電製品、自動車、不動産などが挙げられます。

こうした有形商材は、物理的な製品であるため、その特性などを直接的にアピールできることがメリットと言えます。一方で、在庫を抱えるリスクがあることや、物流の課題がついて回ることがデメリットとしてあります。

有形商材の営業では、市場の需要をしっかりと理解し、競合と比べた際の優位性を顧客にきちんと伝えることが大切です。このことから、営業戦略においては、製品の供給状況、配送の効率化なども検討する必要があるでしょう。また、市場の分析を定期的に行い、必要に応じて製品をアップデートすることも大事でしょう。

SUMMARY
メディカルキャリア編集チーム
これまでの経験や目指すキャリアパスに合った営業職を選ぶことが、成功への近道です

これらの知識をしっかりと頭に置いたうえで、自分のこれまでの経験や将来的に目指したいキャリアパスなどに、より合った営業職を選ぶのがおすすめです。

また、やりがいを持って自己成長していける営業職を見つけるには、その企業が提供している研修制度や、キャリアアップ支援の充実度をチェックすることも重要です。ぜひ覚えておきましょう。

当メディア「メディカルキャリア」では、未経験からでも医療機器営業として働ける企業を紹介しているので、ぜひ参考にご覧ください。