ここでは、「CSO」の働き方(医療機器営業のケース)について、くわしく解説しています。CSOというかたちで医療機器営業の仕事をする場合の、勤務形態や雇用の安定性などについてまとめました。また、CSOで医療機器営業をするメリットも紹介しています。医療機器営業への転職を検討している人や、CSOでの働き方に興味がある人は、ぜひチェックしてください。
CSOに所属する医療機器営業の担当者は、依頼を受けた派遣先企業に配属されます。
CSOの従業員は通常、特定のプロジェクトに配属されるかたちで、クライアント先の企業に一定期間派遣されるかたちで勤務することになります。
プロジェクトの期間は、一般的に1~3年程度。ひとつのプロジェクトが終了すると、また次のプロジェクトへと移動することになります。そのため、多くの場合、勤務場所はクライアント企業の営業所などです。
クライアント先の企業に一定期間派遣されるかたちで勤務することにはなるものの、一般的な派遣とは異なり、間接雇用の形態ではありません。
CSO企業に正社員あるいは契約社員として直接雇用されたうえでの派遣勤務なので、福利厚生などは正規雇用の場合と同様なのが一般的です。
上記のとおり、CSOで働く場合はプロジェクトごとに派遣されます。プロジェクトが終了してすぐに次のプロジェクトに配属されることもあれば、次のプロジェクトまで待機期間が生じることもあります。
しかし、多くの場合CSOでは正社員として雇用されているため、待機期間中も雇用は継続し、給与も支払われます。プロジェクトが終わって突然リストラされるようなことは通常はありません。
CSOで働くことには、医療メーカー機器で直接雇用される働き方とは異なる魅力があります。以下に、CSOという働き方の主なメリットを詳しく解説します。
医療機器メーカーに所属して医療機器営業の仕事をする場合には、基本的に、自社の医療機器しか扱いません。
一方でCSOの場合は、さまざまな医療機器メーカーの依頼により営業やマーケティングを行うため、幅広い分野の案件に携われるチャンスがあります。
そのため、多様な経験を積みたいと考える人にとっては、とても良い勤務環境であると言えるでしょう。
CSOで働くメリットのひとつとして、自分が考えているキャリアパスの足掛かりにすることができる、というのも挙げられます。
プロジェクトごとにアサインされてクライアント先企業に派遣されることや、CSO企業による直接雇用のためプロジェクト待機期間でも給与が保証されることなど、CSOの医療機器営業として働くということはどういう事かイメージがついたのではないでしょうか。CSOは、多様な経験とキャリアパスを提供する環境であり、柔軟な働き方が可能です。「成長」と「変化」を楽しむ方にとって、理想的なキャリア形成の場となります。
「未経験からの転職で医療機器営業として活躍したい!」と考えている人は、ぜひCSOで働く選択肢を検討してみてはいかがでしょうか。
同じ医療業界であっても、扱う商材が異なると考え方が大きく異なります。様々な企業を通じて様々な環境を経験出来る点は大きなメリットだと感じております。
CSO企業で働くことの最大のメリットは、多種多様な医療機器メーカー(内資・外資問わず)のプロジェクトに携わることができる点が最大の魅力と感じています。複数の製品や治療領域に関わることで自分のスキルセットを多角的に磨くことができるだけでなく、様々な環境に適応する力が身に付きます。プロジェクト毎に求められるスキルやミッションが与えられるため、その都度、自身のマインドもリセットしたうえで新しいチャレンジが比較的柔軟にできます。
異なる医療機器メーカーの製品や文化に触れながら、適応力や専門スキルを磨ける環境が整っています。また、プロジェクトごとに新しい挑戦が可能で、キャリアパスの自由度が高い点も特徴的です。視野を広げつつ、市場価値の高い人材としての成長を実感できる働き方として、多くの魅力を備えているといえるでしょう。
なお、今回、アンケートに回答頂いたのは、サイネオス・ヘルス・ジャパン株式会社で働く医療機器営業の方々です。CSOに興味を持った方はぜひ、下記よりご覧ください。