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稼げる?稼げない?医療機器営業の年収を調査

目次

ここでは、医療機器営業の年収相場(平均年収)を調査しています。「全体」と「年代別」に分けて調べました。また、医療機器営業への転職によって給与がアップした実際の事例なども紹介しているので、医療機器営業職に興味がある人、転職を検討している人などは、ぜひチェックしてください。

医療機器営業の年収相場

高度な営業力や専門知識を要する医療機器営業の仕事は収入が良いイメージがありますが、実際のところはどうなのでしょうか?平均年収を「全体」「年代別」で調査しました。

全体の平均年収

医療機器メーカーでの営業職の平均年収は、「563万円」です。

年代別の平均年収

医療機器メーカーでの営業職の平均年収を年代別に見ていくと

  • 20代後半:医療機器営業 514.5万円
  • 30代後半:医療機器営業 708.3万円
  • 40代後半:医療機器営業 911.9万円

となっています。

参照元:MR BiZ(https://mr.ten-navi.com/careerchange/mdsales/)※厚生労働省「平成29年賃金構造基本統計調査」、MR BiZによる調査結果(調査期間:2017年4月1日~12月31日)

他の営業職に比べて高収入の傾向

業種を問わない営業職の平均年収は「469万円」のため、医療機器メーカーでの営業職は、他の営業職に比べて高収入と言えます。

ただし、勤務先企業の給与体系や役職、勤続年数、営業成績などによっても収入は大きく変わってきます。とくに勤務先企業による差は大きく、年収が高い企業とそうでない企業とでは、数百万円程度の差が出ることもあります。

医療機器営業に転職して給与がアップした方の事例

以下に、医療機器営業職への転職で年収がアップした実例を一覧にまとめました。

前職が「看護師」「臨床工学技士」「臨床検査技師」「放射線技師」「視能訓練士」「言語聴覚士」「営業職経験者」のケースで分けて紹介しています。

看護師から医療機器営業へ転職!年収アップ事例

  1. 24歳 総合病院/病棟看護師(年収:380万円) → 日系/美容医療レーザー商社の営業職に転職(年収:420万円)
  2. 25歳 総合病院/手術室器械出し看護師(年収:450万円) → 外資/整形インプラントメーカーの営業職に転職(年収:500万円+インセンティブ)
  3. 26歳 大学病院/整形外科担当の手術室器械出し看護師(年収:450万円) → 外資/整形インプラントメーカーの営業職に転職(年収:520万円+インセンティブ)
  4. 33歳 総合病院/病棟看護師のあと、産婦人科クリニック看護師(年収:470万円) → 外資/子宮頸がん検査製品メーカーの営業職に転職(年収:550万円)

臨床工学技士から医療機器営業へ転職!年収アップ事例

  1. 27歳 総合病院/カテ室での臨床経験を有する臨床工学技士(年収:400万円) → 日系/PTCAガイドワイヤーメーカーの営業職に転職(年収:440万円+残業手当)
  2. 28歳 大手病院/内視鏡検査・人工透析の臨床工学技士(年収:380万円) → 日系/医療機器商社での消化器内視鏡処置具の営業職に転職(年収:430万円)
  3. 28歳 総合病院/心臓血管外科領域に明るい臨床工学技士(年収:470万円) → 外資/人工心肺・IABP装置メーカーの営業職に転職(年収:550万円)
  4. 31歳 大学病院/脳神経外科領域に明るい臨床工学技士(年収:460万円) → 日系/大手医療機器商社での塞栓コイルの営業職に転職(年収:550万円)

臨床検査技師から医療機器営業職へ転職!年収アップ事例

  1. 27歳 総合病院/検体検査、生理機能検査の臨床検査技師(年収:350万円) → 外資/子宮頸がん検査製品メーカーの営業職に転職(年収:450万円+インセンティブ)
  2. 29歳 総合病院/検体検査、生理機能検査の臨床検査技師(年収:430万円) → 日系/医療機器商社での産婦人科製品の営業職に転職(年収:480万円)
  3. 33歳 大学病院/遺伝子検査、病理検査の臨床検査技師(年収:500万円) → 外資/遺伝子検査装置メーカーの営業職に転職(年収:550万円+インセンティブ)

放射線技師から医療機器営業職へ転職!年収アップ事例

  1. 24歳 総合病院/一般撮影検査、CT検査、MRI検査の放射線技師(年収:320万円) → 日系/医療機器商社でのCTガイド下肺生検システム営業職に転職(年収:420万円)
  2. 26歳 大学病院/一般撮影検査、超音波検査の放射線技師(年収:350万円) → 日系/超音波診断装置メーカーの営業職に転職(年収:400万円+残業手当)
  3. 30歳 大学病院/血管造影検査・アンギオ担当の放射線技師(年収:420万円) → 外資/末梢血管カテーテルメーカーの営業職に転職(年収:450万円+インセンティブ)
  4. 35歳 アパレル販売のあと、マンモグラフィ・超音波検査の放射線技師(年収:460万円) → 外資/ウーマンズヘルスケア製品メーカーの営業職に転職(年収:540万円)

視能訓練士から医療機器営業職へ転職!年収アップ事例

  1. 29歳 ホテル接客のあと、視能訓練士の資格取得、眼科外来検査(年収:350万円) → 日系/眼科器械専門の輸入商社の営業職に転職(年収:450万円)
  2. 36歳 眼鏡とコンタクトレンズ販売のあと、眼科クリニックの視能訓練士(年収:460万円) → 日系/眼科用検査機器メーカーの営業職に転職(年収:500万円)

言語聴覚士から医療機器営業職へ転職!年収アップ事例

  1. 29歳 補聴器販売会社での販売経験を有する言語聴覚士(年収:300万円) → 外資/補聴器メーカーの営業職に転職(年収:420万円)
  2. 31歳 総合病院/リハビリテーション科の言語聴覚士(年収:360万円) → 外資/補聴器・聴覚検査製品メーカーの営業職に転職(年収:440万円)
  3. 32歳 総合病院/耳鼻咽喉科の言語聴覚士(年収:360万円) → 外資/補聴器・聴覚検査製品メーカーの営業職に転職(年収:480万円)
  4. 34歳 金融SEのあと、病院リハビリテーション科の言語聴覚士(年収:380万円) → 外資/補聴器・聴覚検査製品メーカーの営業職に転職(年収:500万円)

営業職経験者から医療機器営業職へ転職!年収アップ事例

  1. 38歳 外資/臨床検査機器・試薬メーカーの営業職(年収:600万円+インセンティブ) → 外資/臨床検査機器・試薬メーカーの営業職に転職(年収:750万円)
  2. 38歳 日系/泌尿器関連製品メーカーの営業職(年収:670万円) → 外資/泌尿器レーザーメーカーの営業職に転職(年収:700万円+インセンティブ)
  3. 41歳 外資/総合医療機器メーカーの営業職(年収:780万円) → 外資/救急救命製品メーカーの営業職に転職(年収:820万円+インセンティブ)

臨床検査技師から医療機器営業職へ転職!年収アップ事例

  1. 27歳 総合病院/検体検査、生理機能検査の臨床検査技師(年収:350万円) → 外資/子宮頸がん検査製品メーカーの営業職に転職(年収:450万円+インセンティブ)
  2. 29歳 総合病院/検体検査、生理機能検査の臨床検査技師(年収:430万円) → 日系/医療機器商社での産婦人科製品の営業職に転職(年収:480万円)
  3. 33歳 大学病院/遺伝子検査、病理検査の臨床検査技師(年収:500万円) → 外資/遺伝子検査装置メーカーの営業職に転職(年収:550万円+インセンティブ)
SUMMARY
メディカルキャリア編集チーム
医療機器メーカーの営業職は、他業種の営業職と比較して高い年収水準を持ち、転職を通じて収入アップを狙いやすい職種と言えるでしょう

特に外資系企業や高度な専門性を求められる製品を扱う職場では、成果に応じたインセンティブが充実しており、実力次第でさらなる高収入を目指せる環境が整っています。

一方で、企業ごとに給与体系やインセンティブの比率、営業エリアの広さなどが異なるため、自分のキャリアプランやライフスタイルに合った職場を選ぶことが重要です。医療機器という生命に直結する分野に携わるため、営業職でありながら高い専門性や責任感が求められる点も他業種と異なるポイントといえます。

これらの特徴を踏まえると、医療機器営業は収入アップだけでなく、やりがいや成長を求める人にとっても魅力的な選択肢といえるでしょう。転職を考える際は、自身のスキルや経験を活かせる分野を選び、適切なキャリアパスを設計することが成功への鍵となります。

当メディア「メディカルキャリア」では、未経験からでも医療機器営業として働ける企業を紹介しているので、ぜひ参考にご覧ください。